2019年8月30日(金)から公開中の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。
1969年のアメリカ・ロサンゼルスを舞台に、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)という世間から忘れ去られた西部劇の元スターと、長年リック・ダルトンのスタントマンを務めていたクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が再び名声を得ようと画策するという物語。
監督を務めるのは、映画「キル・ビル」でお馴染みのクエンティン・ジェローム・タランティーノ監督です。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、タランティーノ監督の長編9作目であり、主人公にハリウッド2大スターである俳優のレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演するということで注目を浴びています。
タランティーノ監督の長い会話劇や、予告の想像と違う内容に賛否両論あると思います。
そこで今回は、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の評判や評価を見ていきましょう。
追記:2019年8月30日に評判について追記しました!
コンテンツ
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド【映画】の評判は?
This summer, Hollywood awaits. #OnceUponATimeInHollywood 7.26.19 pic.twitter.com/42lbR2MGfS
— Once Upon a Time in Hollywood (@OnceInHollywood) June 11, 2019
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の世間の評判を調べてみました。
といった意見がありました。
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の評価は、男性も女性も高評価の傾向にありました。
ただし、1960年代の映画に関する知識やシャロンテート事件について、タランティーノ監督の傾向を知らずに観た人は、さっぱりわからなかった、何を楽しめばいいのかわからないと言った低評価も多かったので注意が必要です。
ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオの共演や、マーゴット・ロビーやダコタ・ファニングの演技や佇まいについて、高評価が多く、カッコいいという声やかわいいという声が多数ありました。
タランティーノ監督のファンの方からは高評価な意見が多く、初めてタランティーノ監督の作品に触れた方は低評価の傾向でした。
全体的に、前半のダラダラした感じに低評価が多かったですが、最後は爽快だったという意見やタランティーノらしくて良かったという意見が多く見られました。
音楽に関しては高評価がとにかく多かったです。
気になる方は、ぜひ映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」をご覧ください^^
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド【映画】の評価は?
“In this town, it can all change…like that.” Watch the new #OnceUponATimeInHollywood trailer – in theaters July 26. pic.twitter.com/Dfaqhmg0t2
— Once Upon a Time in Hollywood (@OnceInHollywood) May 21, 2019
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、映画「キル・ビル」でお馴染みのクエンティン・ジェローム・タランティーノ監督の9作目にあたり、主人公にハリウッド2大スターである俳優のレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットがのダブル主演ということで注目を浴びています。
内容は、1969年というハリウッドの映画界が盛り上がった年のアメリカ・ロサンゼルスを舞台に、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)という世間から忘れ去られた西部劇の元スターと、長年リック・ダルトンのスタントマンを務めていたクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が再び名声を得ようと画策するという物語です。
タランティーノ監督はこの作品を、映画産業界のはみ出し者へのラブストーリーであり、決してアーティストとは呼ばれなかった人たちへのラブレターだと語っています。
そして、5年の歳月を費やして描かれているそうなので、嫌でも期待が高まります。
予告を観ると、1960年代のレトロな雰囲気の中、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが再起をかけたヒューマンドラマのように見えます。
作中にブルース・リーが出てきたり、当時の時代背景やハリウッドの様子などを思い起こさせるような演出、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの再起を図り練習に励む姿がとても心地良くて見たくなります。
しかし、この映画はタランティーノ監督の作品だということを忘れてはいけません。
あくまで、ジャンルはスリラーです。
この映画の背景では、1969年に実際に起きたシャロン・テート殺人事件という、ロマン・ポランスキー監督の妻であり妊娠中だった若手女優シャロン・テートが、カルト集団のマンソン・ファミリーに惨殺された事件が描かれます。
ちなみに、ロマン・ポランスキー監督は、1968年に大ヒットした映画「ローズマリーの赤ちゃん」でハイウッドの仲間入りを果たした監督で、2002年の映画「戦場のピアニスト」の監督だと言えばわかる人も多いのではないでしょうか。
シャロン・テート役には映画「スーサイド・スクワット」のハーレークインでお馴染みのマーゴット・ロビーが起用されていて、カルト集団の信者役として映画「アイ・アム・サム」や「オーシャンズ8」のダコタ・ファニングが起用されています。
つまり、劇中の中で惨劇が描かれ、主人公達も巻き込まれるということ。
そのため、ヒューマンドラマを期待して彼氏や彼女と見に行くと、悲しいことになるかもしれませんよ。
そもそもレオナルド・ディカプリオ主演の映画は、観た後に会話を広げにくい映画が多い気がします。
特に記憶に残っているのは、2006年の映画「ディパーテッド」です。
カッコいいアクション物だと思ってカップルで観に行ったのですが、見終わった後ものすごく気まずい空気が流れ、つい「ごめん。」と言って静かに帰った記憶があります。
また、タランティーノ監督は意味のない話を続ける演出が多いので、あまりこの監督の作品に触れたことが無い人は、評価が下がるかもしれません。
悲しい記憶が残る映画にして欲しくないので、最初からタランティーノ監督の作風のスリラーなんだという気持ちで観に行くと、1969年の時代背景や演出を楽しめたり、豪華な俳優陣の演技を楽しめると思いますよ^^
追記:2019年8月30日:ネタバレありなので注意してください。
賛否両論あると思いますが、私としては最後の展開は良かったかなと思います。
本来亡くなるはずのシャロンテートが救われて、襲ってきたヒッピー達が、タランティーノ監督のいつもの感じで主人公達にめちゃくちゃにやられる爽快感。
シャロンテート事件を知っていると、感慨深いものがありました。
1960年代のハリウッドについての知識がある程度ないと、前半も退屈してしまいますし、元ネタがサッパリわからないかもしれません。
シャロンテート事件のことを知らないと、最後が史実と違うことすら気付けないかもしれません。
そのため、観客を選ぶ映画だとは思うので、今後はもっと賛否分かれてくると思います。
ですが、タランティーノ監督が1960年代の映画界に敬意を評しているというのは伝わってきた気がします。
本当に、史実もこのような展開になれば良かったのにと思いました。
シャロンテート事件のことや、1960年代のハリウッド映画のことについて、少し前知識を入れてから観ることをオススメします。
時間があるなら、タランティーノ監督の作品を何本か観てからだとより楽しめると思いますよ^^
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド【映画】の評価や評判は?まとめ
Once Upon A Time In Cannes. pic.twitter.com/H6jIzHVy0w
— Once Upon a Time in Hollywood (@OnceInHollywood) May 22, 2019
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、タランティーノ監督の9作目にあたり、1969年のアメリカ・ロサンゼルスを舞台に、リック・ダルトンという世間から忘れ去られた西部劇の元スターと、長年リック・ダルトンのスタントマンを務めていたクリフ・ブースが再び名声を得ようと画策するという物語です。
ダブル主演としてレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピッドが初共演を果たしていることでも話題になっています。
予告の段階では、男性も女性も高評価の傾向にあり、絶対見たい!という声が多数聞かれました。
タランティーノ監督の映画なので、感動のヒューマンドラマと思わずにスリラーだと思って観に行くのをオススメします。
ぜひ、タランティーノ監督が5年の歳月をかけて製作した映画産業界のはみ出し者へのラブストーリーをぜひ劇場でご覧ください^^
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、2019年8月30日(金)から絶賛公開中です。