2019年12月20日(金)公開の映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」。
2016年に公開され、1129日連続公開(2019年12月15日現在)となった日本映画史上最長のロングラン上映を記録している映画「この世界の片隅に」に、30分強の新たなシーンが加わり、続編でも完全版でもない新作として、劇場公開されることとなりました。
前作は戦争時の日常を描いている印象でしたが、今作は心の交流をクローズアップすることで、作品のより深いところまで一緒に入って感じることができるそうです。
今回は、映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の評判や評価を見ていきましょう。
この世界のさらにいくつもの片隅に【映画】の評判は?
どこにでもある毎日のくらし。
昭和20年、広島・呉。
わたしは ここで 生きている。監督 #片渕須直、原作 #こうの史代、音楽 #コトリンゴ、 声の出演:#のん、#細谷佳正、#尾身美詞、#稲葉菜月、#岩井七世…📽️映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』#T・ジョイ東広島 で12/20(金)公開✨ pic.twitter.com/4JtwRMLLFz
— T・ジョイ東広島 (@tjoy_hghr) December 8, 2019
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の世間の評判を調べて抜粋しました。
といった意見がありました。
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の評価は、ストーリーや声優に関して男性も女性も高評価でした。
前作が日本映画史上最長ロングラン上映をしていることもあり、新作としての評価が難しいかと思われましたが、30分以上の追加シーンにより、新キャラのテル(声:花澤香菜)やリン(声:岩井七世)について掘り下げられ、主人公:北條すず(声:のん)の心情が浮き彫りになったことで、完全に新作として受け入れられている印象でした。
その一方、日記のように進行する物語が苦手という声も一定数ありました。
戦争のシーンやどんでん返し、謎解きや重大な事件等の盛り上がりを期待すると、拍子抜けするかもしれません。
また、年齢層で見ると10代〜70代の方まで高評価の傾向にありました。
戦争映画でありながら、悲惨さや、戦争の怖さ、人間の醜さばかりを描いているわけではないので、どんな年齢層にも受け入れられたのだと考えられます。
また、普通の戦争映画と違って、直接的な残酷描写が少ない点も、若者に受け入れられている点なのかなと感じました。
コトリンゴさんの歌う「悲しくてやりきれない」や、主題歌「みぎてのうた」、エンディングテーマ「たんぽぽ」の新バージョンも聴けるので、前作を観た方も、新たに描かれるいくつもの「世界の片隅」を覗いてみてください。
今回が初見の方は、前作を見ずに鑑賞することをオススメします^^
とても素敵な映画ですので、ぜひ劇場で「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をご覧ください。
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この世界のさらにいくつもの片隅に【映画】の評価は?
花澤香菜演じるテル『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』本編映像 https://t.co/SB0rr7OfhS @YouTubeさんから
— ウッパラー (@naokiti666) September 19, 2019
1129日連続公開(2019年12月15日現在)という日本映画史上最長のロングラン上映を記録している映画「この世界の片隅に」(2016年)に、30分強の新たなシーンが加わり、続編でも完全版でもない新作として劇場公開されることとなった映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」。
監督の片渕須直さんは、公式ホームページで今作について下記のように語っています。
戦争しおってもセミは鳴く。ちょうちょも飛ぶ。
そして、人には人生がある。
それが戦争中であっても。
明るくぼーっとした人のように見えるすずさんが
自分以外の「世界の片隅」と巡り合うとき、
すずさんの中にはどんな変化が生まれるのでしょうか。
すずさんの中にあったほんとうのものを見つけてください。
片渕須直
引用:この世界の(さらにいくつもの)片隅に公式ホームページ
前作は戦争時の日常を描いている印象でしたが、今作は主人公:北條すずさんの心の交流をクローズアップすることで、作品のより深いところまで一緒に入って感じることができるようになっているそうですよ^^
また、今作初登場の北條すずさんが遊郭で出会う女性:テルを演じる花澤香菜さんは、下記のようにコメントしています。
観て…というより、すずさんを通してあの体験をしてからずっと大切にしていた作品だったので、参加できるなんて信じられませんでした。
原作を読みながら、自分なりにテルちゃんの描かれていない部分も想像して収録に臨ませていただきました。
さらに多くの方に観ていただけますように!
引用:アニメージュプラス
人気声優さんの参加ということもあり、とても楽しみですね^^
実際に観た方の評価として、花澤香菜さんの演技はテル役に合っていてとても素敵だったそうですよ。
そして、3年ぶりに主人公:北條すずを演じたのんさんは、
期間を置いてから同じ役に挑むことが初めてで、すごく緊張していました。
何度も前作を観たり、原作を読み返したり、新しいシーンに向かってどう解釈していこうかと悩みましたが、役を構築していくうちにすずさんの皮膚感がよみがえってきました。
引用:映画ナタリー
と語っています。
また、内容について、
すごく複雑ですね。
リンさんがすずさんの中でこんなに大きな存在なんだと思えるシーンがたくさんあるんですよ。
彼女は、すずさんがお嫁入りしてきて、嫁の義務を果たすことで居場所を見つけようとする日々の中で、初めてすずさんに絵を描いてほしいと言ってくれた人物なんです。
自分がもともと持っていたものを認めてもらえた、ということをすずさんは心のよりどころにしていたんじゃないかと思います」と役の心情に思いを馳せる。
また「周作さんとの秘密を知ったとき、すずさんがどういう感情でいればいいのか戸惑っている気がしました。
それ以外にも、いろんな感情が入れ替わり立ち代わり出てくる場面が難しく、監督に演出をしていただきながら『こういうことか』と気付く部分もありました。
引用:映画ナタリー
と苦労した点を振り返っていました。
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、30分以上の新規映像が加わったことで、159分というとても長い映画となりました。
その長さを感じさせない魅力がたっぷり詰まっています。
年齢や自分自身が置かれている環境、戦争に対する認識の違いによっても、感じ方が分かれる作品だと思っています。
戦争映画は、良い評価をしなければいけないとか、難しく考えなければいけないとか、悲惨さを感じなければいけないとか、堅苦しいことは考えずに、気楽に観るのが一番良いかなと個人的には思います。
ぜひ、前作を観た方も観てない方も、ぜひ映画館で「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を楽しんでくださいね^^
この世界のさらにいくつもの片隅にの評判や評価は?まとめ
🌸サイン入りポスター掲出中🌸
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
広島の #八丁座 にて、#片渕須直 監督と、#のん さんの
サイン入りポスターが掲出されております。劇中にも建物が登場する、#いくつもの片隅に にとって
とても大切な場所です。
ぜひ、見にいらしてください♪ pic.twitter.com/RDpLrPAA91— 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』&映画『この世界の片隅に』公式 (@konosekai_movie) November 1, 2019
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の評価は、ストーリーや声優に関して男性も女性も高評価でした。
前作が日本映画史上最長ロングラン上映をしていることもあり、新作としての評価が難しいかと思われましたが、30分以上の追加シーンにより、新キャラのテル(声:花澤香菜)やリン(声:岩井七世)について掘り下げられ、主人公:北條すず(声:のん)の心情が浮き彫りになったことで、完全に新作として受け入れられている印象でした。
また、年齢層で見ると10代〜70代の方まで高評価の傾向にありました。
低評価の意見としては、日記のように進行する物語が苦手という声もありました。
前作を観た方も観てない方も、新作として映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をご覧ください^^
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、2019年12月20日(金)から公開です。