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海獣の子供【映画】の評判や評価は?世間の声も合わせてチェック!

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2019年6月7日(金)公開のアニメ映画「海獣の子供」。

映画「海獣の子供」は、主人公が二人の少年に出会い、家族との関係に悩みながら壮大な海の奇跡に関わっていく、海をテーマにした生命誕生の物語です。

原作の漫画は根強い人気がありますが、抽象的な表現も多いので賛否両論あると思います。

そこで、海獣の子供の評価や評判を見ていきましょう。

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海獣の子供【映画】の評価は?


原作の「海獣の子供」は、小学館の「月刊IKKI」で2006年の2月号から2011年の11月号まで連載していた全5巻の漫画です。

映画の「海獣の子供」は、2006年に公開された松本大洋原作の映画「鉄コン筋クリート」の制作で評価の高かったSTUDIO4°Cが製作しており、また、音楽もスタジオジブリの宮崎駿監督の全ての作品を手掛けている久石譲さんが担当してます。

では、監督や出演者等の映画に対するコメントを見てみましょう。

 

監督の渡辺 歩さんは、

元々大好きな作品なのでハードルが高く、挑戦でした。

マンガと同じ読後感にもこだわり、原作が明確な答えや結論のない話なので、映画を作るときも、説明しすぎないようにして、なるべくふくよかに広く物語を完結させようと思いました。

矛盾していますが、だからこそ琉花の目線で、琉花個人としてたどり着くものに焦点を当てています。

映画を観てくださる方によって見え方が変わると思いますし、そこを楽しんでいただきたいです。

引用:TVLIFE

とインタビューで語っています。

また、”空”役で声優を務めた浦上 晟周さんは、

原作の漫画を読み終えたとき、自分の周りの世界が、少し違って見えました。

「空」が醸し出す雰囲気は異質で、台詞のテンポやリズムも独特です。

渡辺監督と色々お話をさせて頂きながら、大人びている喋り方と、時折見せる少年らしさのバランスを意識しました。

映画館を出たときに、周りの世界が少し違って見えるような作品になったら嬉しいです。

引用:公式サイト

とコメントを発表。

音楽を担当した久石譲さんは、

この映画の面白さは、ストーリーとして予測出来ないところにあります。

哲学的であるとも言えます。

全編を通してミニマル・ミュージックのスタイルを貫いたので、映画音楽としてはかなりチャレンジをしたと思います。

宇宙の記憶の息遣い、生命の躍動感など観る人のイマジネーションを駆り立てる作品です。

音楽と映像によって観る人の感覚が開放されて楽しめることを期待します。

引用:公式サイト

と、かなりのチャレンジをしたと言われています。

また、イベントに登場した国立科学博物館の田島木綿子博士はこう語っていました。

研究者としてはムムッと思うような、実際とは異なる生き物たちの表現もあります(笑)

漫画や映画だからこそ好奇心が沸きたてられるファンタジー性と同時に、生き物や自然史の本質を描かれていたので、我々研究者と志は同じなのかなと感じました。

引用:TVLIFE

以上の監督や出演者の声を聞くと、映画「海獣の子供」の表現がとても難しく、製作が大変だったことが伺えます。

監督の言われるように、明確な答えや結論のない話なので、見る人によって感じ方が違うため評価が難しいところかもしれません。

ですが、もし話が難解に思ったとしても、STUDIO4°Cの絵や久石譲による音楽によって、圧倒的な海の迫力や神秘性、イマジネーションを駆り立ててくれる作品だと思います。

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海獣の子供【映画】は面白い?面白くない?

ツイッターで映画「海獣の子供」の世間の評判を調べてみると、

面白いという意見

海獣の子供さいこうだった、画力すんっっっばらしいしスケール何もかもおっきい。

海獣の子供は天才でした。

映像もメッセージ性も素晴らしかったー!難解な部分もあったので帰って原作読んで理解を深めてます。

眼に入る全ての風景が美しい描かれていて圧倒された。 後半の展開は俺の頭には高尚過ぎてついていくのが大変だったが、あれは宇宙にあるの物はみんな一つだと言いたかったんだろうか? あれはもう海獣の子供というよりは、宇宙の子供と言うべき。

映像美が凄かった! てか海の生き物がリアル過ぎて恐怖を感じるレベルでした

映像と音の洪水で 生まれて初めて、映画館で溺れるかと思いました!!ちょっと怖いくらい…。 自然との共存、命は繋がっている、私も自然の一部なんだ。 小4の娘も、見終わったあとに 「なんでか涙でた…」それが『感動』なんだと教えました。

言葉、というものに関して考える…いや、感じる事が出来たような気がする。

海獣の子供観てきた。また海に潜りたくなってきた。思えば、あの頃は海と”会話”出来てたんだよなあ…

分からない事に困惑したり否定したりする必要は無く、何かを感じられたらそれがその人の感想で間違いない。 作品のスケールの大きさはそのまま懐の大きさでもあるので、理屈や答えを無理に引きずり出さず、自分の五感を肯定すれば良い。 分からない人を突き離す様な作品ではない。

めっちゃ良かったー!!!感動を表す語彙がない。 でも、気持ちは海に溶けて、風がそれを記憶してくれるから!

海は私にとって母の故郷という呪いでありそれと同時に雄大な神様のような、大切な場所です。 その言葉にならないところの片鱗が描かれていてよかった。

ほんとに最高の作品でした、あれは色々考えることができますね!

命の表現が、なんか…しゅごい

映像がとても綺麗だった。夜光虫がたくさんいる海に行きたくなった。空くんにときめいた。今まで見た中で1番好きなキスシーンがあった。エンドロールの主題歌を聞いた途端、この曲は本当にこの映画のためにつくられたんだなって感じた。

面白くないという意見

感想は…う…うん。 私には合わなかったかな(;´Д`)

海獣の子供、君の名はみたいな宣伝してるの詐欺じゃないですか?

原作読んでないと意味不明

人を選ぶ作品。ボクは選ばれなかった、、、

スタートして10分くらいしたらいびきをかいて寝ているおじさんがいた。けれど、終わってみての感想はおじさんが正しかったと思った。

「正直よくわからん…」だったけど、子どもの頃夏休みに感じてた漠然とした無敵感や孤独感がふと蘇って、今は色々鈍感になったのかもしれないなぁなんて思った。

予想外!すごいものを観てしまった

話についていけん、、、

かなり難しい内容でした。

後半よくわからないです。

映像は綺麗、原作を何度も読んだ自分ですら後半から内容がぶっ飛んでて理解が追いつかなかった。

話が難解過ぎて、最後の方は「???」の連続でした…

引用:Twitter

などといった意見がありました。

映画「海獣の子供」は、原作を全く知らずに観た人は、少し表現や内容に戸惑っていたようです。

ですが、映像のクオリティーの高さや音楽の良さ、圧倒的な表現に感動する人も多く、インターネットでの世間の評判はちょうど半々のように感じました。

原作を見たことがある方は、高評価の意見が多かったです。

主題歌を歌う米津玄師さんのファンで、音楽繋がりで観に行った観客は、何がなんだかわからないという意見が多く、低評価が多かったように感じました。

年齢層による違いはなく、意味がわからないという意見から、感動したという意見まで、子供から大人まで違いはありませんでした。

気になる方はぜひ映画「海獣の子供」を見てみてくださいね^^

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海獣の子供【映画】の自分の感想

映画「海獣の子供」は、主人公・安海琉花が二人の少年との出会いによって地球規模の生命の神秘に関わっていく物語です。

抽象的な表現が多いため、見る人を選ぶ作品だなぁと、初めて原作を読んだ時は感じました。

劇場版では、その原作を忠実に再現できていますが、原作と比べるとかなりの描写を削られていました。

主人公に焦点が当たっているのでわかりやすい内容にはなっていますが、ボーイミーツガールの恋物語だと思って観に行った人は、ガッカリするかもしれません。

自分は原作がとても好きなので、映像化したことに感動し、内容も原作通りで、声優も音楽もマッチしていたので大満足でした。

ですが、理解せずに感じろ!と言わんばかりの表現の数々に戸惑った方も多かったのではないでしょうか。

原作もそうですが、最初から理解不能と思って観るとすごく楽しめますよ^^

映画を観る前に予習として、また、観た後に原作と比べて楽しむのに、漫画もオススメです。

私の見解としては、「海獣の子供」は、海という存在は人間に似ている、海も大きく括ると一つの生命だということを書いているのだと思っています。

内容が一見難しそうに見えますが、世界にはまだ解明されていないことがまだまだある、家族や友人との関係もそうで、もっと視野を広げて生きようという話なのだと思っています。

もちろんこれは一個人の意見なので、見方は様々です。

綺麗な海の描写を楽しむのもよし、映画を通して夏を感じるのもよし、見る人によって感じ方が変わるステキな作品なので、ぜひ観てみてくださいね^^

映画「海獣の子供」は、2019年6月7日(金)から絶賛公開中です。

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