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美女と野獣【映画】ガストンの最後とその後は?ライオンキングがヒント?

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1991年に公開されたアニメ映画「美女と野獣」は、公開から約30年近く経った今でも根強い人気を博し、ディズニーを代表する素敵な作品です。

2017年には実写映画化もされ、ハリーポッターで人気を博したエマ・ワトソンが主人公・ベルを演じたことでも話題になりました。

そんな映画「美女と野獣」ですが、悪役ガストンは最後どうなったか覚えていますか?

今回は、ガストンの最後や、その後について紹介します。

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美女と野獣【映画】ガストンとは?

ガストンとは、映画「美女と野獣」に登場するディズニー・ヴィランズと呼ばれる悪役の一人で、ディズニーに登場する悪役の中でもかなり人気ですが、魔法などが使えるわけではなく、ごく普通の人間の男性です。

映画「美女と野獣」を語るには欠かすことができない名キャラクター、ガストンのプロフィールを見ていきましょう^^

映画「美女と野獣」アニメ版ガストンの簡単なプロフィール

名前:ガストン

アニメ版 英語版声優:リチャード・ホワイト

日本語版声優:松本宰二

傲慢で自惚れ屋であるが、ハンサムで狩人の名人であるため町の人気者。

主人公のベルにずっと結婚を迫り続けているが、不作法なうえ、ベルの読書にも理解を示さない。

ベルの父モーリスを馬鹿にしているが、ベルと結婚するためにモーリスを利用することを思いつく。

筋肉が自慢

その自慢の筋肉をつけるため、卵を1日5ダース(60個)も食べる。

幼少期は4ダース(48個)食べていたらしい。

映画「美女と野獣」実写版ガストンの簡単なプロフィール

名前:ガストン

実写版 俳優:ルーク・エヴァンス

吹き替え声優:吉原光夫

戦争帰りの元軍人で、セクシーでハンサムなルックスをしているプレイボーイ。

自分が大好きで、腕っぷしの強さから一目置かれているが、目的のためなら手段を選ばない短気な性格。

ベルに愛されたい一心で、ベルの趣味の読書を理解しようとする一面もあるが、基本的にはベルの表面的な部分しか見ておらず、村一番の美女を手に入れたい気持ちの方が強い。

人気者のように見えるが、ガストンの手下ル・フゥが人々にチップを渡すようなシーンもあり、村の人々はお調子者のガストンに合わせてあげているだけのようである。

アニメ版・実写版どちらのガストンも、自分が大好きで村で一番の人気者という自信から、ベルに嫌われていることにまったく気づいていません

そういった意味では、他の映画のヴィラン(悪役)と違って、どこか憎めない「愛すべきバカ」というイメージがあるため人気が出ているのだと思います。

しかし、ガストンは、魔女や悪魔でもなく魔法も使えない普通の人間ですが、自分の欲望のためならどんな残酷な手段にも手を染める人間の最も醜い部分を体現している最も恐ろしいヴィラン(悪役)でもあるのです。

そういったガストンの内面にも注目して映画を見てみてください。

また、ガストンの歌う「強いぞ、ガストン」は歌詞の内容はさておき名曲なので、ぜひ聴いてみてくださいね^^

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美女と野獣【映画】ガストンの最後

映画「美女と野獣」のアニメ版も実写版もガストンの最後はほぼ同じです。

少し違いがあるとすれば、実写版のガストンの方が少ししつこいのが特徴です。

ガストンの最後

ベルの父親モーリスを狂人扱いして精神病院に入れようと画策してことで、ベルに完全に拒絶されてしまったガストンでしたが、魔法の鏡により野獣ベルが良い関係になっていることに気がついてしまいます。

そして、嫉妬にかられたガストンは、野獣を始末しようと町の人々と共に城へ向かいます。

城の召使いと町の人々が戦う中、ガストンは無抵抗の野獣を襲いますが、ベルの声で気力を取り戻した野獣によりバルコニーから落とされそうになります。

命乞いをして難を逃れたガストンでしたが、野獣ベルが再開した隙を狙って、背後から短剣で野獣を刺してしまうのです。

しかし、刺した拍子にバランスを崩して谷底へ転落してしまいました。

ということで、ガストンの最後は、

城から転落する

でした。

ちなみに、アニメ版のガストンが城から落ちる時には、瞳がドクロマークになっていますよ。

直接な描写はないですが、これから転落して亡くなることを暗示させていることが伝わってきます。

ぜひアニメ版「美女と野獣」を見直す際には、ガストンの瞳に注目してみてください^^

現在はだいぶ流れが変わってきましたが、昔のディズニー映画は、善を勧め悪を懲らしめる「勧善懲悪」の内容が多かったため、ヴィランズ(悪役)が完全に亡くなってしまう流れが主流でした。

白雪姫」「眠れる森の美女」「リトルマーメイド」「ライオン・キング」「ターザン」など、有名なディズニーアニメ映画のヴィランズ(悪役)の最後は、目を覆うようななかなか悲惨な結末を迎えています。

2004年公開の人気の映画「Mr.インクレディブル」も、アメリカではPG指定(親の了承が必要)の作品に指定されるほど、悪役が悲惨な亡くなり方をしてしまいます。

現在ではそういった描写はかなり少なくなり、例えば、アニメ映画「眠れる森の美女」は実写版「マレフィセント」としてリメイクされ、共感できる素敵なヴィランズ(悪役)に変貌していました。

2010年の映画「塔の上のラプンツェル」を最後に、ディズニーのアニメ映画では悲惨な亡くなり方は無くなったので、安心して子供だけでも鑑賞することができますよ^^

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美女と野獣【映画】ガストンのその後

映画「美女と野獣」では、アニメ版も実写版もガストンの最後は、バランスを崩して転落して亡くなるのですが、実は元々考えられていた構想とは違うそうです。

元々のアイデアでは、ガストンは塔から転落し、落下の衝撃で亡くならなかったものの、

その後、オオカミに食べられてしまう

ということで、かなり悲惨な亡くなり方ですよね。

アニメ版のガストンは、狩人として多くの動物の命を奪っていて、部屋にはうさぎや猫の首を飾るなど、動物からしたらとんでもない大悪党なので、これまでの行いの報いを受けるラストとして構想が練られました。

しかし、人間がオオカミに食べられるシーンはあまりに惨たらしく、子供にトラウマを植え付けてしまう可能性もあることを考慮し、“オオカミに食べられるシーン”はカットされたそうです。

そして、このアイデアは、1994年に公開されたディズニーアニメ映画「ライオン・キング」に使われることとなりました。

映画「ライオン・キング」では、ライオンの王様ムファサの弟のスカーがヴィラン(悪役)ですが、物語の最後に、崖から落ちたスカーは、仲間だったハイエナ達に命乞いをするものの食べられてしまうのです。

もし、映画「美女と野獣」でガストンがオオカミに食べられる最後を迎えていたら、映画「ライオン・キング」の最後は全く別の終わり方をしていたかもしれませんね^^

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まとめ

映画「美女と野獣」に登場するガストンは、傲慢で自惚れ屋な人間味のあふれるヴィラン(敵役)として描かれています。

そして、物語を終始引き立ててくれる「美女と野獣」を語る上ではなくてはならない存在です。

ガストンは悲惨な最後を遂げますが、アニメ版の目に描かれているドクロのシーンにも注目してみてくださいね^^

ガストンは、ヴィラン(敵役)でありながら愛すべきキャラクターでもあるので、ぜひ注目して映画「美女と野獣」を見てみてください。

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