1992年に公開されたアニメ映画「アラジン」は、人気キャラクター「ランプの精・ジーニー」や第65回アカデミー歌曲賞を受賞した「ホール・ニュー・ワールド」など、今なお語り継がれているディズニーを代表する不朽の名作です。
2019年には実写映画化もされ、人気俳優ウィル・スミスがジーニー役を演じたことで話題になりました。
そんな映画「アラジン」ですが、ジーニーはその後どうなったか覚えていますか?
今回は、ジーニーの最後や、その後について、アニメ版と実写版の両方紹介します。
コンテンツ
アラジン【映画】ジーニーとは?
ジーニーとは、映画「アラジン」に登場する万能の魔法のランプの魔人・精霊で、陽気なテンションと笑顔でストーリーを盛り上げる明るいキャラクターです。
ディズニーをあまり知らない人でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな映画「アラジン」を語るには欠かすことができない主人公よりも目立っている名キャラクター、ジーニーのプロフィールを見ていきましょう^^
映画「アラジン」アニメ版ジーニーの簡単なプロフィール
シーに行ったときジーニーにあってジーニーのフレンドさにやられて
一気にファンになってから
ジーニーすき pic.twitter.com/ZIcQAne5UI— うさぎ日常垢 (@usagitosyokupan) 2019年6月4日
名前:ジーニー
アニメ版 英語版声優:ロビン・ウィリアムズ
日本語版声優:山寺宏一
万能のランプの魔人・精霊で、陽気でテンションが高く明るい性格。
ジョークやショーが大好きで、主人公アラジンのことをアルと呼ぶ。
好き嫌いがハッキリしているが、ランプをこすった主人に逆らうことができないため、善にも悪にも染まる制約を持っている。
善に染まっている時は青色、悪に染まっている時は赤色の体になる。
魔法のランプをこすると現れ、ランプの持ち主の願いを3つまで叶えてくれる力を持っている。
ただし、叶えられない願いが5つある。
1:殺生
2:恋愛成熟(心の操作)※ 恋愛の手助け程度ならできる
3:死者を生き返らせること
4:叶える願いを増やすこと
5:願いを取り消す・交換すること
夢は、ランプから離れて世界中を自由に旅をすること。
映画「アラジン」実写版ジーニーの簡単なプロフィール
実写版アラジンのウィル・スミス扮するジーニー、もちろん最初は違和感あったけど、観ているうちにすぐ「これジーニーだわ」ってなにも気にならなくなった。 pic.twitter.com/OOgm4hrs5H
— ふく (@fuku_dai) 2019年6月6日
名前:ジーニー
実写版 俳優:ウィル・スミス
吹き替え声優:北山寺宏一
万能のランプの魔人・精霊で、青色の身体。
陽気でテンションが高く明るい性格で、ヒップホップな雰囲気。
ジャスミンの侍女であり親友のダリアのことが好き。
好き嫌いがハッキリしているが、ランプをこすった主人に逆らうことができないため、善にも悪にも染まる制約がある。
魔法のランプをこすると現れ、ランプの持ち主の願いを3つまで叶えてくれる力を持っているが、叶えられない願いが5つある。
1:殺生
2:恋愛成熟(心の操作)※ 恋愛の手助け程度ならできる
3:死者を生き返らせること
4:叶える願いを増やすこと
5:願いを取り消す・交換すること
夢は、人間になって世界を旅すること。
アニメ版・実写版どちらのジーニーも大きな違いはないですが、ウィルスミス演じる実写版のジーニーの方が、身体が細く、そしてヒップホップ調のアレンジが加わっています。
実写版のジーニーは、どうしてもウィル・スミス感が拭えないですが、きっと他の俳優だと、ここまで上手くいかなかったのではないかと思います。
アニメ版の映画「アラジン」は、ジーニーの声をロビン・ウィリアムズが演じていますが、続編の「ジャファーの逆襲」では声がダン・カステラネタに変更され、3作目の「盗賊王の伝説」では、再びロビン・ウィリアムスが担当しています。
ジーニーは、見ているだけで元気になれる明るいキャラクターなので、ぜひ落ち込んだ時などに見てみてください^^
セリフも頭に残るものが多いので、アニメ版では吹き替えもオススメです。
ジーニーのキャラクターを作る際の参考になったと言われるロビン・ウィリアムスの声が聞ける字幕版もぜひ見てみてくださいね^^
実写版のジーニーを演じるウィル・スミスも、ヒップホップなアレンジも加わって良い味を出していて、そのまんまウィル・スミスじゃん!と最初は思うかもしれませんが慣れてきて愛着がわきますよ。
アラジン【映画】ジーニーの最後
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— Disney’s Aladdin (@disneyaladdin) 2019年5月26日
映画「アラジン」のアニメ版も実写版もジーニーの最後はほぼ同じです。
実写版ではジーニーがヒップホップ調になっていること、アラジンの2つ目の願いの叶え方がほんの少し違う程度で、あとはほぼ同じです。
ジーニーの最後(実写版)
ジーニーは、ジャスミンが王女であることを知ったアラジンの願い事を叶えていきます。
アラジンの1つ目は、アラジンを王子にすること。
アラジンはジーニーの力によって王子になり、ダンサーや楽団を引き連れて、派手な演出をしながらジャスミンの住んでいるアグラバーの王宮を訪ねます。
夜になって、アラジンとジャスミンは魔法の絨毯で空を飛び、心を通わせることに。
そして、大臣のジャファーは、アラジンが王子であることに気付き、イスに縛り付けて海に落とし、息の根を止めようとします。
そこで、魔法の絨毯や猿のアブーの助けもあり、アラジンは2つ目の願いとして、ジーニーに助けられます。
アラジンの2つ目の願いは、ピンチになった時に助けてくれること。
その頃、アグラバーの王宮では、ジャファーが催眠術で王様サルタンを操り、ジャスミンと結婚しようとしていました。
それをアラジンに阻止されたジャファーは、魔法のランプを盗み、ジーニーを味方につけて願い事を叶えてもらいます。
ジャファーの1つ目の願いは、アグラバーの国王になること。
ジャファーの2つ目の願いは、世界一の魔法使いになること。
ジャファーの3つ目の願いは、世界最強の存在になること。
アラジンとの戦いの中、ジャファーは世界最強の力を手に入れることに成功します。
しかし、世界最強の存在であるランプの精になってしまったジャファーは、アラジンによってランプに閉じ込められてしまい、ジーニーによって砂漠の魔法の洞窟へ飛ばされてしまいました。
こうして、平和が訪れたところで、アラジンによって最後の願いが告げられます。
アラジンの3つ目の願いは、ジーニーを自由にすること(人間にすること)。
こうして自由になったジーニーは、好きだった侍女のダリアと二人の子供と一緒に世界一周の旅に出ることに。
ということで、実写版のジーニーの最後は、
自由を手に入れて、人間になり、
侍女のダリアと子供達と世界一周の旅に出る
でした。
ちなみに、アニメ版のジーニーの最後は、
自由になって、世界中を見るために旅に出る
でした。
アニメ版と実写版のジーニーの大きな違いは、持っている夢です。
アニメ版では、自由になって世界中を旅すること、実写版では、自由になって人間になること。
アニメ版でも実写版でも自由になりたいという願いは変わらないものの、実写版では侍女のダリアという好きな人がいます。
実写版「アラジン」の冒頭で、人間のジーニーが家族と船で旅をしていて、子供達にアグラバーの物語を語るシーンがあります。
これが実はネタバレであり、人間になったジーニーとダリアの子供なのです。
また、アニメ版「アラジン」の冒頭に登場する砂漠の商人ペドラーは、ジーニーと似た眉毛やヒゲを生やしていて、指は4本であり、実はジーニー本人なのです。
ペドラーの声優は、ジーニー役のロビン・ウィリアムズが担当していますが、吹き替えでは松尾貴史さんが担当しているのでジーニー本人であることに気づくのが難しいです。
製作当初は、ペドラーが実はジーニーであるとわかるシーンを入れる予定だったそうですが、ストーリーの展開上、そのシーンはカットされたとのこと。
その反省を踏まえて、実写版ではわかりやすく冒頭にジーニーを登場させたのだと思います。
ぜひ映画「アラジン」のアニメ版・実写版を見直す際には、ジーニーの冒頭での登場の違いやラストシーンに注目してみてくださいね^^
こうしてアラジンの物語はハッピーエンドを迎えるのですが、実はジーニーには、その後の物語が存在しています。
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アラジン【映画】ジーニーのその後
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— Disney’s Aladdin (@disneyaladdin) 2019年6月8日
映画「アラジン」では、ジーニーはランプから解放されて自由の身になります(実写版では人間になります)が、アニメ版の映画「アラジン」には続きが存在しているのです。
それは、1995年に発売されたビデオ作品「アラジン ジャファーの逆襲」という映画「アラジン」の続編です。
「アラジン ジャファーの逆襲」では、自由になって世界中を旅していたジーニーが、一人ぼっちの旅に虚しさを感じ、アラジンの元に戻ってきます。
ジーニーは、アラジンとジャスミンを仲直りさせたり協力したりして、アラジンの友人ポジションに落ち着きました。
そして、テレビアニメシリーズ「アラジンの大冒険」では、アラジン、ジャスミン、猿のアブー、オウムのイアーゴと共に、アグラバーの街を狙う悪者に立ち向かいます。
3作目にあたる1996年に発売されたビデオ作品「アラジン 盗賊王の伝説」では、盗賊団をまとめて撃退し、破壊された王宮の修繕を行ったり、アラジンとジャスミンの結婚式を祝福したりと、アラジンの親友になるのです。
というわけで、ジーニーのその後は、
アラジンの元に戻り、親友として一緒に暮らす
という、ずっと一人ぼっちだったジーニーの願いを叶える幸せなラストを迎えました。
実写版の「アラジン」では、ジーニーを更に幸せにするべく、人間になり、侍女のダリアという恋人に子供もできるというハッピーエンドを迎えます。
ぜひ、魅力溢れるランプの魔人ジーニーに注目してみてくださいね^^
まとめ
#アラジン のウィルスミスジーニー最高だった。
ちゃんとアニメ版のジーニーと同じようなモーションするし青くないジーニーにも意味がちゃんとあった。
恋バナを聞くジーニー、全力で親友の恋を応援するジーニー、自己肯定感を高めてくれるジーニー、いつもそばにいて欲しい。 pic.twitter.com/9WKqHnvtC5— diz (@diz2049) 2019年6月7日
映画「アラジン」に登場するジーニーは、陽気で明るく人間味も溢れるランプの魔人として描かれています。
アラジンの物語を終始引き立ててくれる「アラジン」を語る上ではなくてはならない存在であり、ディズニーから切っても切れない魅力的で有名なキャラクターです。
ジーニーの目まぐるしく変化する表情や格好、印象に残るセリフに注目して見てくださいね^^
冒頭から登場する重要なキャラクターでもあるので、始まりと終わりを見逃さないようにしてください。