2019年5月3日に公開される映画「名探偵ピカチュウ」。
予告編を見ていると、どこかで聞いたことあるBGMが聞こえてきました。
あの曲なんだっけと気になったあなたへ。
今のところわかっているBGMを調べてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
コンテンツ
名探偵ピカチュウ映画予告で流れるBGM
「Turtles」(タートルズ)の「Happy Together」
予告編でメインに使われているBGMは、「Turtles」(タートルズ)が1967年に発表した「Happy Together」(ハッピートゥギャザー)という曲です。
当時、全米1位を記録しました。
作詞作曲は、「ザ・マジシャンズ」というバンドのメンバーだった Alan Gordon(アラン・ゴードン)とGarry Bonner(ゲイリー・ボナー)が行いました。
ウォン・カーウェイ監督が製作した「ブエノス・アイレス」(1997年)という香港映画の英題が「Happy Together」という名前ですが、その理由は、エンディングに「Turtles」(タートルズ)の「Happy Together」のカバーが流れていたため付けられたタイトルなんだそうです。
また、2013年に解散した「マイ・ケミカル・ロマンス」の元フロントマンで、コミック・ライターとしても活躍する「ジェラルド・ウェイ」がこの曲をカバーし、「Happy Together」と同名のシングル曲を発表しています。
「ジェラルド・ウェイ」のカバー曲は、Netflixで配信されているドラマ「アンブレラ・アカデミー」の第5話で使用されています。
ちなみに「Happy Together」の歌詞は、 報われない想いを歌った曲 となっており、歌詞の中の主人公が振り向いてくれない相手に妄想で語りかけている内容となっています。
なんかハッピーな感じの曲じゃないなぁと思っていたのですが、報われない想いを歌った曲なら納得です。
名探偵ピカチュウの予告のネオンの感じと薄暗い感じにピッタリの曲だなと思いました。
ぜひ注目して聞いてみてください。
「Bonnie Tyler」(ボニー・タイラー)の「Holding Out For A Hero」
また、別の予告編で使われていた曲は、Bonnie Tyler(ボニー・タイラー)の「Holding Out For A Hero」です。
1984年に公開された映画「フットルース」の挿入歌として有名になり、ケヴィン・ベーコンが演じる転校生と地元の男子生徒が、ミニブルドーザーでチキンレースをするシーンで使用されました。
日本では、カバー曲がラグビーのテレビドラマ「スクールウォーズ」のテーマ曲として大ヒットしたため、知っている方も多いのではないでしょうか。
ドラマのカバー曲は、麻倉 未稀(あさくら みき)さんが歌っています。
ちなみに、このカバー曲は、タイトルは「Holding Out For A Hero」ではなく、ドラマのオープニングで「ヒーロー」と表記されていました。
その後、テレビ番組などでラグビーの話題になった際の定番曲となりました。
ちなみに歌詞の内容は、タイトルの「Holding Out For A Hero」にもあるように、わたしにはヒーローが必要なのという内容です。
これはタイトルとイメージ通りな曲調だと思います。
懐かしさが滲み出ていて、好きな方も多いのではないでしょうか。
どこか懐かく何度も聞きたくなる曲なので、ぜひ聞いてみてください。
「Diplo」(ディプロ)がカメオ出演
「Diplo」(ディプロ)という人を知っていますか?
「Diplo」(ディプロ)は、「エレクトロニックミュージック」で絶大な人気を誇るアメリカ出身のDJです。
また、2000年代後半の世界的ダンスムーヴメントにおける最重要プロデユーサーとして知られています。
「Diplo」(ディプロ)は、2018年の映画『デッドプール2』の挿入歌にもなった「Welcome To The Party」のミュージックビデオにも出演していました。
予告にも登場していますが、ちょっとの出演なのか重要なポジションなのか気になるところです。
ぜひ「Diplo」(ディプロ)がどこで出てくるか気にしなが見てみてください。
Listen to #Diplo‘s new releases “Hold You Tight” and “Bubble Up” here: https://t.co/LuoVBbK741 pic.twitter.com/uoeUeo9Era
— billboard (@billboard) 2019年3月29日
名探偵ピカチュウの音楽担当
挿入歌は、これまで書いてきた「Turtles」(タートルズ)や「Bonnie Tyler」(ボニー・タイラー)の曲が使われていると思いますが、BGM全般の音楽担当は、ヘンリー・ジャックマンが担当しています。
ヘンリー・ジャックマンって誰だという方は、どんな映画の音楽を担当したかを知れば、自ずとわかってもらえるかと思います。
ちなみに、ヘンリー・ジャックマンは、1974年生まれのイギリスの作曲家です。
ヘンリー・ジャックマンの担当した映画
全部ではないですが、有名どころの映画をピックアップしてみました。
キングコング: 髑髏島の巨神 (2017)
キングスマン: ゴールデン・サークル(2017)
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (2017)
ザ・プレデター(2018)
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (2016)
キングスマン(2014)
ピクセル (2015)
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)
ベイマックス (2014)
キック・アス/ジャスティス・フォーエバー(2013)
シュガー・ラッシュ (2012)
くまのプーさん(2011)
キック・アス Kick-Ass (2011)
ガリバー旅行記(2011)
X-MEN: ファースト・ジェネレーション (2011)
個人的にBGMが好きだったキングスマンシリーズを担当しています。
キングスマンは、ノリノリでクールな曲が多く、派手な演出に合った曲が盛り上げてくれたので、名探偵ピカチュウの曲にもかなり期待しています。
他にも、マーベルシリーズの映画や、ディズニーのベイマックスやシュガーラッシュなど、有名どころの映画を担当していたので、名探偵ピカチュウの曲にも期待して良いと思います。
名探偵ピカチュウのストーリー
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。
それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。
「お父さんが事故で亡くなった―」。
複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。
荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。
引用:映画「名探偵ピカチュウ」公式サイト
今までのポケモンアニメや映画では見たことの無い謎解きありアクションありの物語がどういう展開を見せるのか、とても楽しみです。
果たしてハリーは生きているのか?ポケモンに関わる事件とは何か?音楽だけでなくストーリーもとても気になる仕上がりになっています。
まとめ
これまでのポケモンでは見せたことのないミステリアスな物語に、懐かしの音楽、ヘンリー・ジャックマンのBGMと、見どころたっぷりな映画となっています。
リアルなポケモンも見どころのひとつですが、ぜひ、BGMにも注目して楽しんでみてください。