コンテンツ
名探偵ピカチュウはどんな話?
映画名探偵ピカチュウは、ニンテンドー3DSで発売されたゲーム「名探偵ピカチュウ」を、レジェンダリー・ピクチャーズが実写映画化しました。
ちなみに、レジェンダリー・ピクチャーは、「ダークナイト」や「パシフィック・リム」などを手掛けた映画会社です。
映画のストーリー
かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。
それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。
「お父さんが事故で亡くなった―」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。
荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。
かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。
「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!
リアルなCGやアクションを作ることに定評のあるレジェンダリー・ピクチャーが、初のポケモンの実写版を手掛けるということで、どんなリアルで魅力のある映像になっているのかとても楽しみです。
初めて喋るピカチュウを見た時は、これじゃないと思いましたが、だんだんと愛着が湧いてきました。
リアルでおっさんのように言葉を喋るピカチュウがどんな風に描かれるのか、とても楽しみです。
原作ゲームのストーリーは?(ネタバレ注意)
名探偵ピカチュウ(ゲーム)の概要
名探偵ピカチュウは、ニンテンドー3DSで2016月2月3日に発売されたゲームです。
喋るピカチュウと共に主人公ティムを操作して、聞き込みや証言を集めたり証拠を見つけたりしながら事件を解決していく内容となっています。
テレビアニメなどで見たことのある可愛いピカチュウとは違い、人間の言葉を話し、偉そうな態度を取り、感情をすぐ表に出し、更にブラックコーヒーが好きという斬新なピカチュウが楽しめます。
タッチペンを使った謎解きが面白いらしく、友人の子どもが楽しそうにプレイしていました。
なんとなくポケモンは知っているけど触れたことの無い人や、これまでのポケモンを知らない人、RPGをやったりポケモンを集めるのは疲れたという人にもオススメです。
名探偵ピカチュウ(ゲーム)のストーリーは?
ゲームのストーリーは全9章で構成されています。
順を追って簡単に説明していきますので、ゲームをこれからやろうと思っている人は、ネタバレ注意です!
第1章:タンティ公園
失踪した父親ハリーの手がかりを求めてライムシティにやって来た青年ティムは、なぜか言葉が理解できる探偵帽子を被ったピカチュウと出会う。
そして、ピカチュウの言葉を聞き取れるのはティムだけだった。
このピカチュウは、父親ハリーのパートナーで、記憶を失っており、過去のことはほとんど覚えていなかった。
そこでティムは、ピカチュウと共に、父親ハリーの失踪を捜査することに。
まず、父の友人であり探偵事務所の所長をしているマイク・ベイガーに会いに行き、父ハリー失踪の経緯を聞いてみることにした。
そこで、父ハリーがポケモン事件の調査中に事故に逢い、現場にはピカチュウだけがいたことを知る。
第2章:ヒトモシ洞窟
失踪した父ハリーを捜すため、ティムとピカチュウは父の部屋を訪れたところ、複数の印が付いた地図を発見する。
この地図を頼りにハリーの足取りを追うことになり、最初に訪れたのが、ヒトモシ洞窟。
そこでティム達は、テレビ局のクルーが凶暴化したオニゴーリ達に襲われている場面に出くわす。
なんとか彼らを助け出し洞窟を脱出するが、その途中でアンプルの欠片を拾う。
病院か研究施設が怪しいと睨んだティム達は、父の事故現場の付近にある有名なポケモン研究所PCLに潜入することに。
第3章:PCL
アルバイトとしてPCLに潜入したティムは、またもやポケモンが凶暴化する現場に遭遇する。
ティムはこの騒動の黒幕が研究室の誰かと考え、ついに研究員のカルロスがポケモンを凶暴化させる薬「R」を作っていたことを突き止める。
そして、研究員のカルロスが、父親ハリーの車に細工をして事故を引き起こしたことが判明する。
第4章:カプチ島
カルロスの取り調べにより、カルロスを裏で操っている黒幕がいることが判明する。
また、凶暴化させる薬「R」はポケモンの細胞から作られていることもわかった。
そこでティム達は、「R」の開発者であるワールス博士の元を訪れ話を聞くことに。
そこで、 「R」の材料は、ミュウツーの細胞 であることが明かされる。
また、父親ハリーが、1年前に遊園地で起きたポケモン凶暴化事件を調べていたことも判明する。
第5章:ファインパーク
ティム達は、父親ハリーが調べていたファインパークという遊園地を訪れる。
そこで彼らは、父親ハリーがポケモンのスコルピを連れた謎の人物に襲われたことを知る。
また、父親ハリーは、逃げる際に家族写真の入ったロケットをポケモンに託しており、ティムはそのロケットを受け取ることに。
第6章:GNN
ティムは、遊園地で起きた事故の映像を見るために、テレビ局GNNを訪れる。
映像にはポケモンのスコルピを連れた人物が映っていて、テレビ局のADキースであることが判明する。
しかし、ティム達は、キースを取り逃がしてしまう。
第7章:ライム埠頭
ティムが受け取ったロケットには、カメラが内蔵されていたことが判明する。
現像された写真には「R」の写真と共に、ライム埠頭の倉庫の写真が映っていた。
ライム埠頭を訪れると、そこでは「R」を製造したワールス博士の元助手が「R」を製造していた。
「R」を海外に輸出する計画があることを知ったティム達は、輸出品に紛れて潜り込むことに成功する。
そこでピカチュウは記憶の一部を取り戻すことに。
ピカチュウは、ミュウツーに、ティムの父親ハリーを助けることを条件に、「R」の材料の回収と黒幕に手を出さないことを約束していた。
第8章:Rの行き先
輸出品に紛れたティム達は、豪華客船の倉庫にたどり着く。
そこでキースを捕まえることに成功する。
そんな中、ミュウツーがピカチュウの元に現れ、まだ未回収の「R」の材料があることを伝えられる。
そして、キースの部屋から、キースに指示を送っていた人物の手紙と、ポケモンカーニバルで「R」を散布する計画書が発見された。
第9章:ポケモンカーニバル
ポケモンカーニバルで、ティム達は様々な場所に隠された「R」を回収していき、黒幕であるGNNのプロデューサー・ロジャーと戦うことに。
そして、ピカチュウの10万ボルトにより、戦いに勝つことができた。
そんな中、ミュウツーが現れ、父親ハリーが生きていること、ティム達が諦めなければ再び会えることを伝え去っていった。
ティムとピカチュウは再び父親ハリーの捜索に出かける。
以上が、ゲーム版「名探偵ピカチュウ」のストーリーです。
どこかで見た事あるなぁと思ったら、ディズニー映画のズートピアもこんなような話でした。
ストーリーも含め、昔流行った脳トレのようなゲームの数々はなかなか面白いので、ぜひプレイしてみてください。
映画のストーリー予想
ゲーム版「名探偵ピカチュウ」のストーリーと、劇場版「名探偵ピカチュウ」のストーリーを見比べると、大まかに同じような気がしています。
一言で言うと、ミュウツーの細胞から作られた薬で凶暴化してしまったポケモンをティムとピカチュウが助けて黒幕を捕まえる話といったところでしょうか。
ゲームのマイク・ベイカーと警察の立ち位置を、渡辺謙演じるヨシダ警部補が演じていて、その他はほぼ同じではないかと予想しています。
一番気になるのは、父親ハリーに出会えるのかどうか。
ゲームでは最後まで出会えなかったですが、映画では出会うことができるのか、はたまた続編への布石となるのか、楽しみです。
また、ヒロインがどう絡んでくるのか期待しています。
まとめ
ゲームのストーリーを読み解くことで、映画のストーリーを大体把握することができたのではないでしょうか?
ストーリーがある程度わかっても、実写として登場するポケモンの数々を楽しめるのがこの映画の魅力です。
また、レジェンダリー・ピクチャーが手掛けたこともあり、アクション要素も期待できると思います。
リアルなCGのポケモンがどんな動きをするのか、どんな歩き方をするのか、モフモフした毛並みの表現など、とても楽しみです。
ポケモンを知ってる人も知らない人もみんなで楽しめる映画だと思いますので、ぜひ劇場でご覧ください。
劇場版「名探偵ピカチュウ」は、2019年5月3日公開です。