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眠れる森の美女【映画】マレフィセントの最後は?アニメと実写で性格が違う!

1959年に公開されたディズニーのアニメ映画「眠れる森の美女」(原題:sleeping Beauty)は、ディズニー・アニメーションの16作品目であり、ウォルト・ディズニーが関わった最後の童話原作アニメ映画としても知られています。

約600万ドルと6年の歳月を掛けて制作された本作は、興行収入530万ドルと赤字に終わりましたが、その後の再公開で人気に火がつき、誰もが知っている不朽の名作として語り継がれています。

2014年には、アニメ映画「眠れる森の美女」のリメイク作品として、史上最強最悪のヴィラン(敵役)として知られるマレフィセントが主人公の実写映画「マレフィセント」が、2019年には続編の「マレフィセント2」が公開されました。

そんなアニメ映画「眠れる森の美女」ですが、悪役マレフィセントの最後はどうなったのか覚えていますか?

今回は、マレフィセントの最後や、実写版との違いについて紹介していきます。

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眠れる森の美女【映画】マレフィセントとは?


マレフィセントとは、映画「眠れる森の美女」に登場するディズニー・ヴィランズと呼ばれる悪役のオピニオンリーダー(強い意思決定を持つ人物)で、2本の鋭い角と、真っ黒なマント、先端に緑の水晶玉を付けた杖を持っているのが特徴の魔女(妖精)です。

ディズニーに登場するヴィラン(悪役)の中で最も魔力が強く、最強の魔女(妖精)として人気が高い名悪役。

ディズニーランドのパレードやショーでドラゴンに変身するマレフィセントが登場したり、ディズニーの悪役の紹介で必ず中心にいる人物なので、映画を見たことが無くても記憶にある方が多いのではないでしょうか。

注目すべき点は、アニメ版と実写版ではマレフィセントのキャラクターがかなり違うところです。

映画「眠れる森の美女」を語るには欠かすことができない名悪役キャラクター、マレフィセントのプロフィールを見ていきましょう^^

映画「眠れる森の美女」アニメ版マレフィセントの簡単なプロフィール

名前:マレフィセント

アニメ版

英語版声優:エレノア・オードリー

日本語版声優:北林谷栄(1960年版)沢田敏子(1995年版)

自らを「悪の頂点に君臨する者」と呼ぶ魔女(妖精)。

凶暴で残忍、ひねくれた性格をしている。

金色の瞳を持っていて、肌は緑色。

頭髪は2本の角になっていて、真っ黒なマントを着用していて、先端に緑の水晶玉を付けた杖を持っている。

雷を放ったり、大量のイバラを生やしたり、ドラゴンに変身したりと、多種に渡る魔法が使える。

オーロラ姫の誕生会の招待状が届かなかったことに腹を立て、産まれたばかりのオーロラ姫に呪いをかける

「魔の山」と呼ばれる山の上にある古城に住んでいる。

ディアブロというペットのカラスや、イノシシやワニ、ヤギ、コウモリ、タカ、ハゲワシに似た亜人のグーン達を従えている。

威厳のある風貌や恐さ、強大な魔法の力の数々はカリスマ性たっぷりなため、ディズニー・ヴィランズと呼ばれる悪役のオピニオンリーダー(強い意思決定を持つ人物)も担っている。

悪役の中でもかなりの美人とされている。

1959年に登場したアニメ版のマレフィセントは、オーロラ姫の誕生会に呼ばれなかったことに腹を立てて、オーロラ姫に恐ろしい呪いをかけるのですが、それだけ聞くと、なんてひねくれていて心が狭いんだと思う方も多いのではないでしょうか。

しかも、劇中では、ほぼずっと怒っています。

久々に見ると、思わず「えー!怒りすぎ!」と笑ってしまいました。

マレフィセントは、なんでこんなに怒っているのでしょう。

劇中では描かれていませんが、もしかしたらマレフィセントは昔からずっと迫害を受けていたのかもしれません。

強力な魔法を持っているため人々から恐れられ、魔の山で孤独に暮らし、国民全員が祝う誕生会に呼ばれなかったことで、疎外感が爆発したのかもしれないなと思いました。

マレフィセントは、従えているディアブログーン達も恐怖で支配しているため、劇中で一度も、誰からも、優しく接されることなく生涯を終えてしまいます。

マレフィセントの側に、一人でも優しさ持つ人物がいれば、このような作品にならなかったかもしれないので、アニメ映画「眠れる森の美女」は、実はマレフィセントの悲しい物語なのかもしれませんね。

そう言った意味では、マレフィセントは悲しい悪役ではありますが、実写版ではかなり救済されているので、その違いに注目ですよ^^

ちなみに、1960年版で声優を務める北林谷栄さんは、1958年版「白雪姫」の女王の声や、1961年版「シンデレラ」の継母であるトレメイン夫人の声も演じています。

スタジオジブリの映画「となりのトトロ」のカンタのおばあちゃんの声を演じている人でもあります^^

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実写版マレフィセントの簡単なプロフィール

名前:マレフィセント

実写版 :アンジェリーナ・ジョリー

日本語版声優:深見梨加

心優しく、強い魔法の力と翼を持つ妖精。

妖精の国:ムーア国出身。

ヘンリー王の侵攻から妖精の国を守っている。

幼い頃に知り合い恋の落ちたステファンの裏切りによって、翼を奪われてしまい、冷たい心を持つようになってしまう。

王位についたステファンの子供であるオーロラ姫に呪いをかけるが、オーロラ姫の成長を影から支援して、こっそり魔法で助ける。

人間に捕まっていたカラス(ディアヴァル)を助けて、手下にしているが、とても良好な関係。

鉄を触ると火傷を負うという弱点がある。

アニメ映画「眠れる森の美女」のリメイク作品である実写版「マレフィセント」のマレフィセントは、アニメ版と比べると、かなり心優しく穏やかであり、もはや別人と言われてもおかしくない性格をしています。

アンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントの見た目は、アニメ版そのままと言ええるほど高クオリティーで、初登場時のセリフは鳥肌ものですよ。

アニメ版と全く違う作りとなった実写版に賛否両論ありますが、私としては、マレフィセントの過去や心情の掘り下げもしっかりされていて、最強最悪の悪役とずっと言われていたマレフィセントが救済される感じが、とても好印象です。

マレフィセントの強大な力や魔法に恐る国王や国民と、フェアリーゴットマザーと呼んで慕うオーロラ姫との対比に注目です^^

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眠れる森の美女【映画】マレフィセントの最後

それでは、マレフィセントがどういう最後を遂げたのか紹介していきますね。

マレフィセントの最後(アニメ版)

マレフィセントは、国中がお祝いする王女のオーロラ姫の誕生会に招待されなかったことに腹を立て、「16歳の誕生日の日没までに糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをオーロラ姫にかけてしまいます。

オーロラ姫に3人の妖精は贈り物を与えていて、フローラ美しさを、フォーナ歌の才能を与えていました。

メリーウェザーは、贈り物の代わりに、マレフィセントの呪いを緩和するため、眠るだけで運命の相手からのキスで目覚めるという魔法をかけました。

オーロラ姫の父親:ステファン王は、呪いを阻止するために、国中の糸車を焼却し、オーロラ姫ブライア・ローズという名前に変えて、森の奥の家でこっそり3人の妖精に育てさせることにします。

それから15年。

マレフィセントは、オーロラ姫の行方が分からないため、部下のグーン達に当たり散らします。

呪いの効力が無くなる16歳の誕生日の日没後に城に戻る予定のオーロラ姫は、いちごを摘みに一人で森に向かい、フィリップ王子に出会い恋に落ちます。

しかし、オーロラ姫は、3人の妖精から自分の正体を知り、既に結婚相手が決まっていることを嘆き、悲しみとショックに打ちひしがれます(知らないだけで、フィリップ王子オーロラ姫は婚約者同士です)。

そこに、居場所を突き止めたマレフィセントは、オーロラ姫の心に漬け込んで、糸車に触れされることに成功。

オーロラ姫は、眠りについてしまいます。

さらに、マレフィセントは、フィリップ王子に呪いを解かれないように、魔の山の古城に閉じ込めます。

しかし、3人の妖精は大急ぎでフィリップ王子を助けに向かいます。

そして、フィリップ王子を助け、真実の剣と美徳の盾を授ける妖精達。

マレフィセントは、オーロラ姫の元へと向かうフィリップ王子を阻止するため、雷で道を破壊したり、大量のイバラを出現させ邪魔をします。

真実の剣で突破するフィリップ王子

怒ったマレフィセントは、大きなドラゴンに変身し、緑の炎を出して戦います。

二人の戦いは激しさを増し、フィリップ王子をがけの端まで追いやりました。

マレフィセントは、炎で盾を崖下に吹き飛ばすことにも成功。

しかし、妖精のフローラが、横から手助けして魔法をかけます。

「真実の剣が素早く正確に飛び、悪は死に絶え二度と蔓延る事無し!」

その魔法によってキラキラ光った真実の剣を、マレフィセントに投げつけるフィリップ王子。

真実の剣が心臓に刺さって苦しむマレフィセントは、フィリップ王子に嚙みつこうとします。

ヒョイ!と軽やかに避けるフィリップ王子

マレフィセントは、そのまま崖から落ちてしまいます。

崖下を覗き込むフィリップ王子

そこには、マレフィセントの破れた黒い服だけが無残な形で残っていて、真実の剣が突き刺さっているのでした。

ということで、アニメ版のマレフィセントの最後は、

真実の剣が心臓に刺さり、崖から落ちて消えてしまう

でした。

オーロラ姫の誕生会に呼ばれなかったことに腹を立て、16年もの間ずっと恨み続けたマレフィセントは、フィリップ王子と3人の妖精によって、とても悲しい最後を迎えました。

16年も時間があったのだから、オーロラ姫を森に隠すという手段ではなく、誰かがマレフィセントを説得したり、優しく接してあげる人物が一人でもいれば、こんな結末を迎えることは無かったかもしれませんね。

そんなマレフィセントですが、実写版ではかなり救われた展開になっていますよ^^

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マレフィセントの最後(実写版)

ヘンリー王が支配する争いの絶えない人間の王国と、隣にある平和な妖精の国が対立していました。

妖精の国に住む翼を持つ妖精の少女:マレフィセントは、妖精の国に迷い込んだ人間の少年:ステファンと出会い恋に落ちます。

ステファンは、マレフィセントの16歳の誕生日に真実の愛のキスを捧げました

時は流れ、妖精の国を侵略しようしするヘンリー王子は、マレフィセント率いる兵士達に返り討ちにあい、重傷を追って寝たきりになります。

そして、マレフィセントを討伐したものには、娘との結婚と、次代の王にすると宣言します。

城で暮らすことを夢見ていたステファンは、マレフィセントを騙して近づき、薬で眠らせて亡き者にしようとしますが、そこまで残酷なことができず、代わりにマレフィセントの翼を切り落として持ち帰ります。

こうして、ステファンは王様になりました。

それと同時に、マレフィセントは、恋人に裏切られたことや、翼を失ったことを悲観し、人間を恨むように。

杖を手に立ち上がったマレフィセントは、人間に捕まっていたカラスのディアヴゥルを助けて忠実な部下にします。

そんな中、ステファンと王妃との間に、オーロラ姫が生まれました。

マレフィセントは、オーロラ姫の洗礼式に現れ、「16歳の誕生日の日没までに糸車に指を刺され死の眠りにつく」呪いをオーロラ姫にかけます。

そして、許しを請うステファンに対し、真実の愛のキスで呪いが解けることを告げます。

ステファンは、呪いを阻止するために、国中の糸車を焼却し、オーロラ姫を、森の奥の家で身分を隠したまま3人の妖精に育てさせることにします。

しかし、3人の妖精は子育ての知識が無く、オーロラ姫が呪いにかかる前に亡くなってしまうことを危惧したマレフィセントは、何度もオーロラ姫を助け、成長を見守ることに。

そんな中、マレフィセントオーロラ姫は出会ってしまい、オーロラ姫は、フェアリーゴットマザーとマレフィセントを呼んで慕います。

オーロラ姫を妖精の国に連れて行ったり、森の妖精と遊ばせたりしているうちに、呪いをかけたことを後悔するマレフィセント

マレフィセントは、オーロラ姫の呪いを解こうとしますが叶いませんでした。

そんな中、隣国のフィリップ王子と出会ったオーロラ姫は、恋に落ちます。

16歳になったオーロラ姫は、独り立ちしたいと3人の妖精に話しますが、その中で自分の正体と呪いの内容を知ってしまいます。

慕っているマレフィセントが自分に呪いをかけたことを嘆くオーロラ姫

その頃、ステファンは、呪いを恐れて暴君と化し、王妃が亡くなった時も看取らず、戻ってきたオーロラ姫を部屋に閉じ込めてしまいます。

そして、部屋を抜けた出したオーロラ姫は、呪いにかかり眠りにつきます。

マレフィセントは、フィリップ王子を城で眠るオーロラ姫の元へ運びます。

フィリップ王子オーロラ姫にキスをしますが、呪いは解けませんでした。

絶望したマレフィセントは、オーロラ姫の枕元で愛を語り、自分の命の限りオーロラ姫を守ることを誓って、額にキスをします。

すると、オーロラ姫が目を覚ましました。

マレフィセントオーロラ姫を思う心こそ、真実の愛だったのです。

城を出ようとするマレフィセントオーロラ姫

しかし、マレフィセントは、弱点である鉄の網をかけられ、更に鉄の武器を持った兵士に襲撃されます。

マレフィセントは、部下のカラスをディアヴァルをドラゴンに変えて応戦しますが、追い詰められていきます。

そんな中、オーロラ姫マレフィセントの翼を解放したことで、翼がマレフィセントの元へ。

兵士を倒したマレフィセントは、ステファンを塔の上へ追い詰めました。

ステファンを倒さずに飛び去ろうとするマレフィセントに、再び襲いかかるステファン

マレフィセントともつれたステファンは、そのまま塔の上から転落してしまうのでした。

その後、王国と妖精の国は統一され、オーロラ姫マレフィセントとカラスのディアヴァルフィリップ王子の見守る中、2つの国の女王となるのでした。

ということで、実写版のマレフィセントの最後は、

オーロラ姫を見守りながら、2つの国を統一する手助けをした

でした。

眠れる森の美女」のリメイクである実写版「マレフィセント」では、心優しい妖精のマレフィセントが、ステファンに騙されて人間不信になるものの、オーロラ姫との間に真実の愛を見出し、幸せに暮らすというラストを迎えました。

アニメ版と違い、性格も良く母性に溢れたキャラクターに生まれ変わったマレフィセントに、賛否両論ありました。

実写版「マレフィセント」が公開された2014年は、アニメ映画「アナと雪の女王」が公開された年でもあります。

この頃のディズニーは、女性の自立を促進していた時期で、王子様を待ち続けるディズニープリンセスから、自ら愛について考え、女性への偏見を払拭したプリンセスが誕生していた時期でもあります。

ディズニーが同性愛についても促進していた時期でもあり、愛の形も様々ということを表現していました。

それによって、映画「アナと雪の女王」では兄弟(姉妹)愛が描かれ、映画「マレフィセント」では、母子愛が描かれたと言えます。

凶悪なマレフィセントが見たかった人からすると、肩透かしを食らったのも事実ではありますが、私としては、マレフィセントがちゃんと救われて良かったです^^

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まとめ

映画「眠れる森の美女」に登場するマレフィセントは、自らを「悪の頂点に君臨する者」と呼ぶ魔女で凶暴で残忍、ひねくれた性格をしていました。

ですが、実写版「マレフィセント」では、心優しい妖精が人間に裏切られて一度は人間を恨むものの、母子愛によって再び優しい妖精に戻るいう性格の良いキャラクターに変わりました。

実写版「マレフィセント」は、オーロラ姫フィリップ王子の結婚後が描かれる映画「マレフィセント2」もあるので注目です。

ちなみに、ディズニーランドで登場するマレフィセントは、基本的にアニメ版の悪い性格の方ですよ。

どちらのマレフィセントも魅力的なので、一度も見たことない方は、ぜひどちらの映画も楽しんでみてくださいね^^

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